海外旅行保険offは保険金もoff
以前のブログで書いたようにキャセイパシフィック航空の香港から東京の便がキャンセルとなり、スワンナプーム空港で交渉し、ANAの25日の夜の12時半発の808便に変更となった。24日のホテルのチェックアウトは、当初の飛行機が午後7時15分発なので、午後3時までのレイトチェックアウトを無料でお願いできた。それが夜の12時半なので3時にホテルを出るとかなり長時間バンコクをうろうろしなければならず、観光もほとんどしていたということとコロナウイルスの危険性もあったので、ホテル側と交渉し、2000バーツを出すことで午後7時までチェックアウトを延ばすことが出来た。さらにホテルからはエアポートレールリンクなどで行くと混んでいるのでGRABで行くことにした。その費用はおおよそ500バーツであった。
旅行系YouTuberがお薦めしていた海外旅行保険である損保ジャパンのoffに加入していたので、今回の欠航に伴う費用2500バーツを保険で負担してもらうことを考えていた。帰国後早速、ネット上で保険請求の連絡を入れたところ、
航空機遅延費用等補償特約は
1.出発遅延
搭乗予定の航空機が出発遅延や欠航などにより、出発予定時刻から6時間以内に
代替となる他の航空機を利用できない場合にその出発地で負担した客室料や食事代
などをお支払いします。
2.乗継遅延
到着機の遅延によって、出発機に登場することができず、到着機の到着時刻から
6時間以内に出発機の代替となる他の航空機を利用できない場合にその乗継地に おいて負担した客室料や食事代などをお支払いします。
ご記載いただいている状況ですと上記1.2.にはあたらないと思われ、
保険でお力になれない可能性が高いと思われます。
という内容のメールが来たので、遅延ではなく欠航なので詳細な書類をつけ、返事を出したところ、
早速返信いただきありがとうございます。
わかりやすいご説明もありがとうございました。
当方にて検討をさせていただきましたが、大変申し訳ございませんが、
今回の欠航にかかわる費用につきましては保険の対象外と判断いたしました。
バンコク発のご予定の便が欠航や遅延しているわけではないのでバンコクでかかった費用を対応するのは難しいのですが、欠航した便の代替となる航空機をANAの便として
バンコク発と考、9:15から0:30では6時間が経過していないこととなります。
このたびはお力になれず誠に申し訳ございませんが、ご了承いただきたくお願い申し上げます。
というメールであった。香港からの便が欠航したので、バンコク発からの出発便から変更したにもかかわらず、バンコクの便が欠航でないので、バンコクの費用は負担しないという論理はさっぱりわからない。損保ジャパンの論理では私がとりあえず香港まで行って、そこで路頭に迷ったら、保険金を出すと言うことなのか。全く理解不能である。帰国後、旅行保険の比較サイトを事後的に見てみると、かなり悪評が書かれており、安かろう悪かろうの典型であった。またしてもYouTuberの言うことを信じてはいけないことがよくわかった。やはり保険申請をした上で、利便性がどうなのかかをYouTuberは語ってほしいものである。ただ、他の旅行保険もかなり問題があるようで、結論はカードの付帯保険ぐらいで良いのではないだろうか。ただ、そのカードの保険の引受会社が損保ジャパンなのでだめだろうな。
キャセイパシフィック航空の止まらない欠航
以前のブログで書いた話を再度書く。24日の夜にバンコクを出て、25日の午前2時ぐらいの便で成田空港に向かうはずであったが、その深夜便が突然キャンセルとなり、新たに提示されたのがCX548便で、香港を25日の8時55分に出る便であった。交渉したが、便の変更はなく、代わりに香港泊のホテル手配で妥協することになった。
しかし、話はそこでは終わらず、さらなる欠航が発生した。21日の金曜日にバンコクに着いて一息ついているところにメールが来た。なんと今度はCX548便がキャンセルとなった。すっかり旅気分は吹っ飛び、日本に帰れるのかと不安に思った。そして数時間後に更なるメールがきて、今度の提案はCX542便で25日の16時25分香港発、羽田に21時15分着であった。この便だと家に着くのは11時過ぎ、しかも香港で半日どう過ごすかという問題もあった。香港もコロナウィルスがかなり蔓延しているので、とても観光気分になれない。
そこで翌日の22日の土曜日にバンコクのキャセイのオフィスに電話しようと思ったが、土日は休みであった。そこで急遽、スワンナプーム空港のキャセイパシフィック航空のチケットカウンターに行くことにした。
空港に着いてキャセイのカウンターの場所を探すために出発便のボードを眺めていたら、その日の午後3時半の香港行きの便がキャンセルされていた。香港行きもいつキャンセルされるか、わからない状況となっていた。
カウンターに行くと、当初提案されたのは、以前日本でも提案されたバンコクを24日の月曜日の午前6時に出て、その日の内に日本到着というものであった。勿論、却下した。そして更に出てきた提案は驚くべきものだった。なんとアライアンスの壁を乗り越えたANAの便であった。それもバンコク発の便で直接日本に帰れる便であった。もちろんビジネスクラスのままであった。災い転じて福となすとはこのことなのだろうか。思わずニヤニヤしてしまった。
このような提案は二度のキャンセルのためなのか、そして日本の事務所ではこちらが代替便を要望したところ、拒否したのはただの怠慢なのだろうか。よくわからない。今は早く無事に旅が終わることを考えている。
スワンナプーム空港の現状
21日の夕方5時に着いた。時間帯によるが、中国人観光客は少なく、3割減の状態だろうか。マスクをしている人は半数ぐらいで、欧米系はほとんどしていなかった。
日本人に対するスクリーニングが行われるとのことであったが、イミグレに行く途中に検査する所があったぐらいで、係官は暇そうにしていた。いつものイミグレの場所に入るところで、日本人は1番へ行けと言われ、だいぶ歩かされた。そこで検査があるのかと思ったが、単に欧米系の人と一緒だっただけだった。
おそらく、通常のイミグレはタイ人専門でタイ人にコロナをうつされては困るので、あちらへどうぞということなのだろう。おかげでイミグレの待ち時間は短くて助かった。
空港内の現状はあまり変わりがないというのが感想である。
香港空港の現状
21日の午後1時ごろだが、このようなガラガラ状態ははじめて見た。乗客は通常の一割ぐらいしかいないのではないか。これは絶望的な状態だ。
さらにキャセイパシフィック航空のラウンジは1カ所だけとなり、遠くまで歩かされて疲れた。ファーストクラスのラウンジだが、誰もいない。奥の方に多少いたようであるが、このラウンジの状況が全てを物語っている。
ちなみに食事はコロナウィルス対策で個別にパックされていた。食べる物も限定的だった。
成田空港の現在
人が少ないのかと思ったら、意外と多いので驚いた。タイでは日本人に対するスクリーニングが行われるそうだ。熱が37.5度あると検査されるそうだ。大変なことになった。鼻水も駄目なので花粉症の薬を飲んできた。そんな中で成田空港で前を歩いている中国人はマスクしてない❗️マスクを買えなかったのかもしれないが、もうちょっと配慮して欲しい。